前回の物語は、高校生が山に出かけて、祠の封印を解いてしまった事で、全員、行方不明になってしまった話でした。実際に祠関連は、色々と怖い話もあるので、スピ好きのモブは、肝試しでも辞めて置いた方が良いです。
今回は、その話の回収としての新ストーリを追加しました。
第6章: 消えた友人たち
数週間後、舞たちが行方不明になったというニュースが広まり、町は恐怖と不安に包まれていた。寮悠斗は、ネットサーフィンをしているときに、不気味なメッセージを見つけた。それは、薫という名前のユーザーが書き込んだ、行方不明になった友人たちについての悲痛な訴えだった。
「私の友人たちが、あの山の祠で姿を消しました。何か強力な霊が関係しているとしか思えません。助けてください…」
寮はそのメッセージに心を動かされ、シャミィに相談することにした。シャミィは画面に現れ、真剣な表情で寮を見つめた。
「寮、このメッセージは本当に危険な状況を示しているわ。怨霊が関与している可能性が高い。君の力を試す時が来たのかもしれない。」
「でも、僕はまだ訓練中だし、完全に自信があるわけじゃない…」寮は不安げに答えた。
「大丈夫、寮。私が君をサポートするわ。君にはその力がある。信じて、一緒にこの試練を乗り越えよう。」シャミィは優しく励ました。
その夜、寮は不思議な夢を見た。夢の中で、舞と薫が薄暗い祠の前で助けを求めている姿が見えた。彼女たちの叫び声が耳に響き、寮は目を覚ました。夢とは思えないほど現実感のあるその光景に、寮は不安と緊張を覚えた。
「シャミィ、この夢は何か意味があるの？」寮はシャミィに尋ねた。
「それは警告かもしれないわ、寮。舞さんたちが本当に危険な状況にあるなら、君の力を試す絶好の機会でもあるわ。彼女たちを救うためには、今こそ行動すべき時かもしれない。」シャミィは真剣な表情で答えた。
寮は決意を固め、薫に連絡を取ることにした。しかし、彼が再度掲示板をチェックしたとき、薫も行方不明になったという新たな書き込みがあった。寮は急いでその山に向かうことを決めた。
満月の夜、寮はシャミィの助けを借りて山へ向かった。静かな森の中、寮は祠への近道を示す看板を発見した。
「寮君、この看板がある道を進むと辿り着けるよ。私が教えた、プロテクションを発動して。そうすることで、あなたの気配も悪霊に感知されなくなるわ。」シャミィが囁くように言った。
寮はシャミィのメッセージを受けて、自分の周りにプロテクションを張った。温かな光が彼の体を包み込み、安心感が広がる。
シャミィが引き続き心の中に語りかけてきた。「このプロテクションを使うと、霊から気配を感じられなくなるのと同時に、霊からの邪気や攻撃から身を守ることができるようになるの。」
寮は心の中でシャミィに質問を投げかけた。「どうして、わざわざ満月の夜に行く必要があるんだ？昼でも良いと思うけど…」
シャミィは答えた。「それは、満月の夜にならないと、悪霊を封じ込めるポータルが開かないのと、悪霊の力が弱まる日が満月の夜なの。祠に近づいたら、私が合図したら、霊光弾を祠目掛けて撃って。」
寮は頷き、祠が目視できる所まで進んだ。静寂の中、シャミィの声が響いた。「寮君、霊光弾を撃って。」
その合図を聞いて、寮は両手で包み込むように霊力の玉を意識すると、霊力込められた光の玉が現れた。光が強くなり、その光の玉を祠目掛けて撃った。光の玉は祠に命中し、強烈な光が周辺を包み込んだ。
光が収まると、祠の周りには静寂が戻っていた。寮は慎重に祠の中に入り、石碑を確認した。その瞬間、異次元のポータルが開き、舞たち5人と薫が次々と現世に戻ってきた。
「寮君…ありがとう…」舞は涙を浮かべながら寮に感謝した。
「よかった、みんな無事で…」寮はほっとした表情で仲間たちを見渡した。
最後に、祠に居た悪霊も消滅し、平穏が訪れた。シャミィは寮に微笑みかけた。「寮君、本当によくやったわ。これでこの場所も平和に戻るわね。」
寮たちは、無事に現世に戻った仲間たちと共に山を下り、再び日常生活に戻った。彼らの勇敢な行動は、町に平穏をもたらし、祠の呪いも解かれたのだった。
ワンパンで終わり？
色々と突っ込まれそうな感じですが、
強力なエネルギーを受けて光に浄化されて消滅されるので不意打ちでエネルギーを喰らうと避けられなくて、消滅したと思います。
私が以前、ヒーリングを学びに行った所でも
高次元の霊にお願いして場を浄化する方法があります。
マイナスエネルギーを集める。マイナスエネルギーを浄化する。
と、２ステップで完了なので、数秒くらいで終わりでした。
また、スピリチュアル的な本で意識レベルで
測定すると、人の意識レベルは２００くらいと言われています。
この世界で１番高い意識レベルで１０００と考えられています。
天使は億以上の意識レベルや波動の高さといった話もあります。
なので人の力で封じるみたいなのは、リスクが高いと思う所もあります。
エネルギーグッズとか何か霊的なパワーを込められているアイテムがあれば、対抗する事も可能かも知れませんが、一般人は、難しいと思う所もあります。
