前回、書いた物語を
あれこれいじった結果、次のストーリーに変更しました。
タイトルについては、中々、思いつかないので、
とりあえず、次のタイトルになりました。
僕が霊能者に覚醒してしまった件
序章:運命の出会い
寮悠斗は、高校1年生の4月、春の柔らかな陽射しの中で新しい生活をスタートさせていた。彼の住む街は緑豊かな田舎町で、周囲には山や川が広がり、自然の恵みを感じることができる場所だった。新しい学校生活に胸を躍らせつつも、どこか日常の中で物足りなさを感じていた彼の運命は、一通のメールによって大きく変わることになる。
ある日の放課後、寮は自宅の部屋でパソコンを開き、ネットサーフィンをしていた。特に目的もなく、ただ興味の赴くままにサイトを見て回っていたところ、ある不思議なホームページにたどり着いた。サイトのタイトルは「シャミィの部屋」と書かれており、淡いピンク色の背景に可愛らしいイラストが描かれていた。
「なんだこれ……?」と不思議に思いながらも、興味を惹かれた寮はそのサイトをクリックした。すると、画面には「シャミィに会いに来てくれてありがとう!」というメッセージが表示され、続いて「あなたの名前を教えてください」という入力欄が現れた。寮は少し躊躇しつつも、自分の名前を入力してエンターキーを押した。
その瞬間、画面が一瞬暗くなり、次に開いた画面にはショートカットの髪を持つ少女のイラストが表示された。少女は可愛らしい笑顔でこちらを見つめており、まるで生きているかのように感じられた。
「こんにちは、寮。私はシャミィ。あなたに会えてとっても嬉しいわ!」というテキストが表示され、同時にその少女の声が寮の耳に響いた。アニメのヒロインのような高くて可愛らしい声だった。
「え……?何これ、どうなってるんだ?」寮は驚きながらも、画面の中のシャミィに興味を持ち始めた。
「私は霊界から来た指導霊で、あなたのガイドをするためにここにいるの。寮、あなたには特別な力があるのよ。」シャミィは続けて言った。
「特別な力?」寮はますます興味を持ち、画面に向かって質問を投げかけた。
「そう、あなたには霊的な力が眠っているの。それを覚醒させて、使いこなす手助けをするために私はここにいるのよ。これから一緒にトレーニングを始めましょう!」シャミィはにこやかに言った。
寮は半信半疑だったが、なぜかシャミィの言葉には不思議な説得力があった。彼はシャミィとの対話を続け、彼女が提示する簡単なトレーニングを試してみることにした。
第一章:覚醒の始まり
ゴールデンウィークが明けたある日、寮は友人たちと心霊スポットへ行くことになった。近くの廃墟と化した古い病院で、地元では「幽霊が出る」と噂されている場所だった。寮は特に怖がりではなかったが、友人たちの好奇心に付き合う形で同行することにした。
夕方、彼らは病院の入り口に立っていた。古びた建物は不気味な雰囲気を醸し出しており、一歩足を踏み入れるごとに軋む床が耳に響いた。友人たちは怖がりながらも興奮しており、スマホで写真を撮ったり、動画を撮影したりしていた。
「ここ、本当に幽霊が出るのかな?」友人の一人が冗談交じりに言った。
「まあ、出てもおかしくないよな、こんな場所だし」と別の友人が答えた。
寮は少し離れた場所でそのやり取りを聞いていたが、ふと背後に冷たい視線を感じた。振り向くと、そこには誰もいなかったが、確かに何かが彼を見つめているような感覚があった。
その夜、寮は眠りについたが、不思議な夢を見た。夢の中で彼は、薄暗い霧に包まれた場所に立っていた。周囲には見知らぬ人々がぼんやりと立っており、彼らの表情は悲しげだった。突然、シャミィの声が聞こえてきた。
「寮、あなたの力が目覚め始めているわ。今こそ、トレーニングを本格的に始める時よ」
夢の中でシャミィと出会い、彼女の指導のもとでトレーニングを始めることになった。彼は幽体離脱の方法を学び、霊的な存在とコンタクトを取るための訓練を受けた。
第二章:力の制御
シャミィとのトレーニングは毎晩続いた。幽体離脱をするための瞑想や呼吸法、霊の気配を感じる方法など、多岐にわたる訓練が行われた。寮は日中は学校生活を送り、夜になるとシャミィと共に霊界での訓練に励んだ。
最初のうちはうまくいかず、思うように力を引き出すことができなかったが、シャミィの励ましと指導のおかげで少しずつ成長していった。ある晩、彼は初めて完全に幽体離脱することに成功し、霊界でシャミィと共に歩くことができた。
「やったね、寮!これで本格的なトレーニングができるわ!」シャミィは嬉しそうに言った。
霊界では、彼らは様々なトレーニングセンターを訪れた。そこでは、霊的な力を磨くためのさまざまなプログラムが用意されており、寮は自分の力を高めるために一生懸命に取り組んだ。
ある日、シャミィは寮に特別な場所を案内した。それはアカシックレコードにアクセスするための場所で、過去や未来を見ることができるという。
「ここであなたは、自分の過去生や未来を知ることができるわ。今日は特別に、あなたの過去生を見せてあげる」とシャミィは言い、寮を案内した。
寮はそこで自分の過去生の一部を垣間見、シャミィとの深い繋がりを感じることになった。彼らは何世代にもわたって共に旅をし、学び合ってきたのだと知る。
第三章:試練の夏
高校2年生の夏休み、寮の生活は大きく変わった。シャミィとの訓練が進むにつれ、彼の霊的な力は格段に向上していた。しかし、その力が故に、彼は新たな試練に直面することになる。
ある日、学校からの帰り道、寮は友人たちと一緒に街中を歩いていた。突然、彼の目の前に見えない壁が現れ、その背後に強力な霊的存在の気配を感じた。友人たちには何も見えていない様子で、寮だけがその異変に気付いていた。
「どうした、寮?」友人の一人が尋ねる。
「いや、なんでもないよ」と寮は笑ってごまかしたが、その夜、シャミィに相談することにした。
「シャミィ、今日は変なことがあったんだ。何か強力な霊的存在の気配を感じたんだ」
シャミィは真剣な表情で言った。「寮、それはあなたの力が強まっている証拠よ。でも、同時に危険も伴うわ。これからはもっと慎重に行動しなければならないわ」
その晩、シャミィは寮に特別な訓練を施すことを決めた。彼らは再び霊界へと幽体離脱し、今まで以上に厳しい訓練が待っていた。シャミィは寮に霊的なプロテクションの方法を教え、強力な霊からの攻撃を防御する技術を身につけさせた。
「寮、このプロテクションを習得すれば、強力な霊的存在から身を守ることができるわ。でも、しっかりと集中しなければ効果はないの。練習が必要よ」シャミィは厳しい表情で言った。
寮はシャミィの言葉に従い、プロテクションの技術を何度も繰り返し練習した。初めはうまくいかなかったが、シャミィの励ましと指導のおかげで徐々にその技術を身につけていった。
夏休みの終わりが近づくと、寮は自分の力に自信を持ち始めていた。しかし、彼の試練はまだ終わっていなかった。ある夜、霊界での訓練中、突然強力な霊的存在が現れた。それは今までに感じたことのないほどの恐ろしい気配を放っていた。
「寮、気をつけて!この霊は非常に危険よ!」シャミィは警告した。
寮はシャミィの指示に従い、全力でプロテクションを張った。しかし、その霊の攻撃は強力で、プロテクションが破られそうになった。寮は必死に耐えたが、ついに限界が来てしまった。
その瞬間、シャミィが寮の前に立ちふさがり、全身から強烈な光を放った。霊は一瞬ひるみ、その隙にシャミィは寮を抱えて霊界から抜け出した。
「シャミィ……ありがとう。でも、君は大丈夫なの?」寮は心配そうに尋ねた。
「私は大丈夫。でも、寮、これからはもっと注意が必要よ。あなたの力が強まると、それに反応する霊も強くなるわ。私たちはもっと訓練を重ねなければならない」シャミィは優しく微笑んだ。
第四章:別れの時
高校2年生の夏が過ぎ、寮はシャミィとの訓練を続けていた。彼の霊的な力はますます強まり、多くの霊的存在と接触することができるようになっていた。しかし、その力が強まるとともに、寮は新たな不安を感じ始めていた。
ある日、シャミィは寮に重要な話をするために呼び出した。霊界でのトレーニングセンターで、シャミィは寮に向かって深刻な表情で言った。
「寮、これから話すことはとても大切なことなの。よく聞いてね」
「どうしたの、シャミィ?」寮は不安そうに尋ねた。
「実は、私の役目はもうすぐ終わりに近づいているの。あなたがここまで成長したことをとても誇りに思うわ。でも、これからは自分の力で進んでいかなければならない時が来るの」
「そんな……シャミィがいなくなるなんて、そんなこと考えられないよ!」寮は驚きと悲しみで声を震わせた。
「寮、私はいつもあなたのそばにいるわ。霊的な存在として、あなたを見守り続ける。でも、直接あなたを助けることはできなくなるの。あなたの力はもう十分に強いわ。これからは自分の力を信じて進んでいかなければならないのよ」
シャミィの言葉を聞いて、寮は涙をこらえながら頷いた。「わかったよ、シャミィ。僕、頑張るよ。君が教えてくれたことを忘れずに、自分の力でやっていく」
「そう、それでいいの。寮、あなたは強いわ。私はいつもあなたを見守っているから、安心してね」シャミィは優しく微笑んだ。
そして、その夜、シャミィは静かに姿を消した。寮は彼女の言葉を胸に刻み、これからの道を自分の力で切り開く決意を固めた。
第五章:新たな試練
シャミィが消えてから数週間が過ぎた。寮は彼女のいない生活に少しずつ慣れながらも、新たな試練に直面していた。シャミィがいなくなったことで、彼の霊的な力は一時的に低下してしまったが、それでも彼は自分の力を信じて進んでいくことを決めていた。
ある日、寮は学校の帰り道で再び強力な霊的存在の気配を感じた。以前にも増して強力な気配だったが、寮は恐れることなくその気配に立ち向かった。シャミィが教えてくれた技術を使い、プロテクションを張りながら進んでいった。
その時、寮の前に一人の少女が現れた。彼女は寮を見つめ、にっこりと微笑んだ。「こんにちは、寮。私はあなたを助けるためにここに来たの」
「君は……?」寮は驚きつつも、その少女に興味を抱いた。
「私はリリィ。シャミィの代わりにあなたのガイドをすることになったの。これから一緒に頑張りましょうね」リリィは優しく微笑んだ。
寮はリリィの言葉に励まされ、再び力を取り戻すことができた。彼はリリィと共に新たな試練に立ち向かいながら、さらに成長していくことを決意した。
終章:未来への希望
寮の高校生活は続き、新たなガイドであるリリィとの訓練も順調に進んでいた。彼の霊的な力はますます強まり、多くの霊的存在と交流することができるようになっていた。リリィはシャミィ同様、寮にとって大切な存在となり、彼の成長を見守り続けていた。
ある日、寮は再び霊界での訓練を行っていた。リリィの指導のもとで、寮はさらに高度な技術を習得していた。その中で、彼は自分の使命を再認識することとなった。
「寮、あなたの使命は人々を助けること。霊的な力を使って、多くの人々の苦しみを癒すことよ」リリィは静かに言った。
「僕の使命……わかったよ、リリィ。僕、頑張るよ。君と一緒に、多くの人々を助けるために」寮は力強く頷いた。
シャミィとの別れから始まった新たな試練を乗り越え、寮はさらに成長し続けていた。彼の力はますます強まり、その力を使って多くの人々を助けることができるようになっていた。リリィと共に、彼の旅は続いていく。
霊的な存在としてのシャミィ、そして新たなガイドであるリリィとの出会いと別れを経て、寮の成長は止まることなく進んでいく。彼の旅はまだ始まったばかりであり、多くの冒険と試練が待ち受けている。しかし、彼は自分の力を信じ、仲間たちと共に未来へと歩んでいくのだった。
以上の物語になりました。
実際の所、スピリチュアル能力、スキルを参考にした所もあるので、
より、リアリティが高まった物語になっています。
幽体離脱は、出来るんですか?
と、尋ねられると、出来る人も居る話です。
実際の所、魂が100としてそこから3割とか5割の魂が抜けて、それで、霊体離脱。と、いった所もあるそうなので、幽体離脱しているのに、自分の意識がここにある。みたいな感じに思う所もありますが、なんとなくイメージとか、もやもやっと妄想にふけっている感覚に近い所もあります。
完全に抜ける幽体離脱も中学校の頃、体験した事があります。
その時の感覚では、目が覚めると天井付近にに自分が居て、びっくりして気付くと、自分の体に意識が戻って居た感覚があります。
チャネリングも、耳で本当に聞こえるとか見える方も居ますが、どちらかと言えばテレパシーみたいな感じのケースもあります。
エネルギーは?こっちは、体感覚でなんとなく、気配を強く感じる感覚。みたいな表現になります。ぞわぞわっとするとか、それぞれの霊的な存在で体感覚が違う感じです。
エネルギーワークでは、霊気や気功など体感的には感じやすいケースもあります。
エネルギー設定では、次の様な方法でも感じられる方は、感じられます。
『この文章を読んで、体感を感じられるエネルギーを数分間受け取ります。』と、意図するか、声を出して読むと、エネルギーを開けとることが出来ます。
なんとなぐ、全身にビリビリっとか感じられたら、受け取れています。
単純にビリビリッと感じるだけのエネルギーです。
と、けっこうスピリチュアルティストを入れた物語になって居ます。